日本人の住まいの行方

住宅について考えます

2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

中古住宅空き家について

昨日に続き、国の中古住宅や空き家対策について考えます。 昨日の中古住宅の流通については、問題点の自分のなりの解決策を書きましたが、 根本的な自分の意見を書いていなかったので、書かせていただきます。 一般的に予想されていることと大きくは変わりま…

国の中古住宅対策について

今回、平成26年の税制改正大綱に、中古住宅に関する項目が加わった道筋と、問題点について考えてみたいと思います。 発端しては、国でも40才程度と言われている住宅の一次取得の年齢を団塊ジュニアが超えつつあること、団塊の世代より少し前の世代が取得した…

不動産売買仲介会社と建物診断

現在、日経新聞にコラムを連載中の長嶋修さんは、不動産の健全な取引について、非常に熱心な方だと感じていましたが、日経に連載したことによって、今後影響力が増してくると良いと思っています。 長嶋氏を知ったのは、氏が設立した個人向け不動産コンサルテ…

賃貸住宅の将来

住宅の着工数は、アベノミクスの追い風、消費税の駆け込み、1年後からの相続税基礎控除の減額対策での賃貸住宅建設、等により近年にない盛り上がりを見せており、現在の建築・不動産会社の悩みは、建築会社及び建築下請会社の人手減少による、建築費の高騰に…

郊外の住宅地の将来

昨年、自分の住んでいる市内の大きな分譲地について、市、大学、民間企業、町内会で「長寿社会のまちづくりについての共同研究プロジェクト」というのを進めるにあたって、色々調べていたようですが、まとめられていた数字を見てびっくりしました。 1965年に…

住宅購入という幻想

人はなぜ家を買うのだろうか? 現金で買える人や少額や短期のローンで買える人はともかく、目一杯ローンを組む人は、将来の収入減少、転勤、介護、リストラ、倒産等があった場合のリスクを抱えることとなる。 ほとんどの人は、団体信用生命保険に加入するの…